○田村智子君 これは私が危惧しているだけではなくて、日本再興戦略が応用及び実用化を重視する日本版NIH構想を打ち出した際に、日本生化学学会などライフサイエンス関係の学会から基礎的研究費が大幅に減るのではないかという危惧の声を上げていたわけです。こうした声を受けて、文科省所管の科研費は機構には吸収されなかったと。
大隅先生が理事長を務めておられる日本分子生物学会、これを含む多数の学会が去年の六月に、「「日本版NIH」構想と裾野の広い基礎研究の必要性」という副題を持つ「健康医療分野における研究助成のあり方について」という緊急声明を出されました。
いわゆる日本版NIH構想、健康・医療戦略を進めるに当たって、こうした研究から、さらには臨床に至るまでの、物によっては不祥事、まだ調査中のものもございますが、というのは、やはりこういった構想を進める上で足元を揺るがす大きな問題と考えますが、まずは官房長官、大臣としてこうした問題についてどのように認識されているか、お答えいただけますか。
国立がん研究センターの堀田理事長が「「日本版NIH」構想に向けて」というような資料をまとめてくださっているんですが、その中に、今現在、さまざまな研究機関で医療とかライフサイエンスの研究が行われていて、先ほども私、各省に分かれているということを指摘させていただいたんですが、すごい数の独立行政法人があるんですよ。
日本の健康・医療分野の研究開発の司令塔機能を果たす日本版NIH構想の発表以来、その動向が注目されてまいりました。 実は、私の父親も、加齢黄斑変性と腎臓疾患による透析治療に苦しんでおりまして、日本の医療研究がスピード感を持って推進されることを望む国民の一人でもあります。
一人の医療者として、NIH構想がより良いものになるよう今後も委員会などで十分な審議を重ねてまいりたいと思っております。 それでは、私もワーキングマザーの一人として、女性政策についてお伺いしたいと思います。 総理がダボス会議や施政方針演説で触れられているように、私も女性が輝く社会を目指しております。これまでも、育児休業制度や両立支援制度など様々な男女共同参画のための施策が実施されてまいりました。
具体的には、日本版NIH構想を初めとした医療分野の研究開発を強力に推進してまいります。また、研究者の独創性に基づいて行われる多様な基礎研究の支援、大学だけでも企業だけでも実現できない革新的イノベーションを実現するための新たな産学連携プログラムの構築やイノベーション創出を目指した地域科学技術の振興を図ります。
したがいまして、政府としては、これらの日本版NIH構想の実現を通じて革新的な医療技術の実用化を加速することとしており、文部科学省としても、関係省庁と緊密に連携し、積極的かつ主体的に取り組んでまいりたいと思っております。 すなわち、アベノミクスの三本目の矢の矢尻としての役回りを、これからのこのiPS初め、再生医療等を通じて本当にその矢尻の部分をしっかりとやっていきたいと思っております。
具体的には、日本版NIH構想を始めとした医療分野の研究開発を強力に推進してまいります。また、研究者の独創性に基づいて行われる多様な基礎研究の支援、大学だけでも企業だけでも実現できない革新的イノベーションを実現するための新たな産学連携プログラムの構築やイノベーション創出を目指した地域科学技術の振興を図ります。加えて、世界に冠たる研究力を有する大学や研究拠点の形成など、研究環境の整備を着実に進めます。
だから、ちょっと話は飛んじゃいますけれども、NIH構想というのが、文科省、厚労省、あと内閣府でしたか、かかわって、これからやろうという発想だと聞いているんですけれども、どういう哲学でそういうのをやろうとしているのかなということですね。 当然、そういうNIHのような組織ができるのであれば、いろいろな意味で各大学の上でなきゃいけないわけですよね。
では、アベノミクスそれから先ほどのNIH構想等を念頭に置いて、最後に田村大臣からコメントをいただければと思いますが、いかがでしょうか。
最後に、総理、先日の記者会見の中で、日本版NIH構想について言及をされておられました。私も米国に行ったときにNIHの競争的資金をいただいて研究をしたこともあるんですね。これは非常に優れたシステムなんですけれども、何が偉大かというと、予算なんですよ、やっぱり。その額は二兆七千億程度あるわけですね。これは日本のライフサイエンス予算の六、七倍あるわけです。